こんにちは。うめままです。
ご覧いただきましてありがとうございます。
今回は保育園見学について実体験も交えご紹介します。
私が保活を始めた2021年は、まだコロナ対策が確立されておらず保育園への外部者立ち入りが制限されている頃でした。案の定見学は叶わず、パンフレットのみ郵送のところもあれば、HPをご参照くださいと言われるところもあり、保育園の内情・実態がわからぬまま家から近いところを候補に申請をかけました。
現在は比較的保育園見学に応じていただきやすいとともに、保育園ごとに多様な特色を掲げていますので、「こんなはずじゃなかった!」と後悔のないよう申請していただきたいと思います。
保育園見学へ行かれる方も、行かれない方も、参考程度にご覧いただけますと幸いです。
そもそも保育園見学は必要なのか?
結論から言いますと、行ったほうがいいです。
というのも、HPやパンフレットを見ただけでは保育者がどう子どもたちと関わっているのかが把握できないからです。
この、「保育者の対応力」が非常に重要で、子どもを預けるうえで最も重視すべきだと思っています。
いくら保育園の経営母体がしっかりしていて、システムや施設が申し分なくても、保育者である先生方がギスギスしていたり、オーバーワークになっていては本末転倒です。
うめまま
実際に保育環境を確認すると、申請時の希望施設順位が変わるかもしれません。
一方で、保育園によっては昼食時間~お昼寝時間の来客を避けるため、見学時間を定めているところがほとんどです。都合が合わない場合は無理に参加する必要はありませんので、その場合はお住いの自治区の「保育コンシェルジュ」へ話を聞いてみてもいいかもしれません。
保育園見学の流れ
保育園見学の流れを4ステップでご紹介します。
保育園が通園可能な距離に何か所あるのか、また該当クラスの受入れ人数が何人なのか調べます。
候補が決まりましたらHPや口コミ、区役所などで情報を集めます。
保育園の公式HPなどに保育園見学についての問い合わせ先が明記されているかと思います。
Webで応募、メールで受付、電話予約(時間制)など方法は様々ですので、ご確認の上お申し込みください。
基本的には園から指定されたものを持参しますが、大方この辺りで事足りると思います。
- 筆記用具
- 頂戴した書類を持ち帰るためのファイル・バッグ
- 携帯スリッパ
- 外靴を入れるためのビニール袋
- 子連れの場合はマザーバッグ
約束時間の5~10分前くらいに伺います。あまり早すぎても通常保育の邪魔になりますのでご注意ください。
保育園見学のチェックポイント10選
①運営元・経営方針
- 園の運営元はどのようなところか
- 保育理念、方針は共感できるものか
②立地・家から通園経路
- 保育園の立地はどのような場所か(大通り沿い・裏道・日当たりの良さなど)
- 家からどのような通園経路でいくことになるか(徒歩・自転車・車・バス・電車など)
- 家からの実際の距離、登園にかかる時間
- ベビーカーや自転車置き場はあるか
うめまま
自転車乗降の際は停めてもいいが、それ以外は外部の駐輪場へ駐車してくださいという保育園が多かったです。
③保育環境(空間・設備)
- 建物の造り
- 教室の配置
- 園庭、屋上、ホールなどの有無
- 個人に割り当てられる場所について(靴箱・ロッカーなど)
- 園内の清潔さ
④保育者(先生)やスタッフの雰囲気
- 先生や子どもたちの雰囲気
- 子どもたちがのびのび遊べているか
- 先生同士連携が取れているか
- 児童数に対して保育者が何人割り当てられているのか
うめまま
保育者を自治体の基準の倍ぐらい配置している園のほうが雰囲気はよかったです。
先生が休みやすくなりプライベートが確保されるのは、子どもにとっても良いことだと思います。
⑤食事内容について
- 園内に調理室があるか(外部委託の場合もある)
- アレルギー対応食はどのように提供されるのか
- 離乳食やミルクの場合の提供方法
- 毎月の献立表の有無
- 軽食(おやつ)や補食(夕食)の提供はあるのか
- 日中の水分補給はどのように行うのか
うめまま
子どもの水分補給は水・麦茶・牛乳(アレルギーの子は豆乳)という保育園が多いようです。
⑥保護者が担う部分について
- 保護者会(PTA)など懇親会の有無
- 保護者が計画、実行するイベントの有無
- 通園時の持ち物
- 毎朝保護者が担うことについて(ガーゼ・食事用タオル・エプロン・オムツの補充など)
- 個別に用意しなければならないものの有無(お昼寝用布団・シーツ・登園カバンなど)
- 連絡帳について(紙媒体・Web・アプリなど)
うめまま
年に3回ほど保護者懇親会を行うため、「各クラスからランダムで1家庭代表を選出します」と言われたときは焦りました。
⑦保育時間について
- 標準時間、時短時間について
- 延長時間について
- 土曜保育の実施と時間について
⑧施設利用料・その他の料金について
- 保育料の確認(特に認可外は重要)
- 給食費、副食費の確認
- 延長料金の確認
- サブスクや習い事における費用について
- 年間行事で発生する費用について
- 入園前に園でそろえる備品の費用について
うめまま
オムツ、リネン(タオル・シーツ)、衣類の洗濯など、最近のサブスクは充実していますね!
また、追加料金で英語教育やスポーツ教室、ドリル学習を行ってくれるそうなのですが、500円~7000円とピンキリでした。
ちなみにどの保育園でも7割以上の方は追加料金で利用されるとのことでした。
⑨年間行事について
- 保護者が平日に参加するイベントがあるか
- 休日行われるイベントがあるか
⑩その他
- 慣らし保育の目安期間について
- 病気になったときの対応
- ケガした時の対応、看護師の有無
- 園での禁止事項(車登園禁止・園へのお餞別禁止など)
以上、保育園見学についてご紹介しました。
最近は保育内容に特色をつける園が増えてきた印象ですが、正直どこでもメリット・デメリットは存在します。もちろん、実際に入園してみてわかることも多々あります。
ただ、一概に言えるのは、保育園の先生方は優しい人が多いということです。
ぜひ疑問点や不安に思っていることなどがあれば尋ねてみてください。きっとお応えいただけると思います。
ご家庭ごとの譲れない点・譲れる点を決め、悔いのない保育園選びをしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。